各航空会社のマイレージプログラムにはご加入されているでしょうか?もしマイルを貯めたいと思われるならば、まずはマイレージプログラムへのご加入が必要です。飛行機にご搭乗後一定期間は、マイルをあとからでも追加可能な期間がありますが、それを過ぎると本来貯められるはずだったマイルを得ることができません。また、後ほど紹介する飛行機に乗らずにマイルを貯める場合は、各種サービスとマイレージプログラム番号を紐付けないとマイルは貯まらず、あとから追加することもままなりません。
とはいえ、「いろんなマイレージプログラムがあって決められない!」と思ってしまうかもしれません。でも、日本にお住まいであれば、ANAマイレージクラブとJALマイレージバンクの2つのマイレージプログラムで悩むことになるかと思います。両方入ることもできますが、もし上級会員を狙うのであれば、片方に集中してご利用される方が得策です。そこで、ここではそれぞれの特徴を紹介したいと思います。
本ページのマイル関連の用語がよくわからないという方は、まずマイル用語集からご覧ください。
ANAはスターアライアンスと呼ばれる航空連合に加盟しており、ANAを含めたスターアライアンス加盟の航空会社を中心にマイルを貯めたり特典航空券を取得できたりできます。スターアライアンス加盟の27社を含めた提携航空会社数は、合計40社となります。
提携航空会社及び積算率についてはANAのマイル積算率まとめからもご覧いただけます。よくご利用される航空会社が含まれているようでしたら、マイルを貯めやすいのでANAマイレージクラブの方が入会するメリットがあるということになります。
国内線の特典航空券の予約開始は1年前から前日までで、国際線の特典航空券は、1年前から予約スタートで、国内線の予約開始日がJALより若干長めです。
一方、入会キャンペーンが充実していることはANAマイレージクラブの特徴といえます。2019年9月26日現在、ANA一般カードでも入会特典は最大17,500マイルとなっており、ANAゴールドカードでは最大23,000マイルも獲得可能です。無条件に最大のマイル数をもらえるわけではありませんが、一般カードでも東京⇔札幌便の往復分の特典航空券である15,000マイル以上となります。
また、マイルを貯めやすいこともANAカードの特徴となります。ANAカードは保有しているだけで毎年ANAマイルをもらうことができ、マイルの有効期限も2年から無期限に伸ばすことが可能です。
一方、ANAマイレージクラブの内容が充実してしまっており入会する人が多いからなのか、特典航空券の競争率が高く、取得しづらいことも特徴として挙げられます。ですので、特典航空券を取得することが目当ての人には向かないともいえます。
JALはワンワールドと呼ばれる航空連合に加盟しており、JALを含めたワンワールド加盟の航空会社を中心にマイルを貯めたり特典航空券を取得できたりできます。提携航空会社数は、合計20社となります。
提携航空会社及び積算率についてはJALのマイル積算率まとめからもご覧いただけます。よくご利用される航空会社が含まれているようでしたら、マイルを貯めやすいのでJALマイレージバンクの方が入会するメリットがあるということになります。
国内線の特典航空券の予約開始は1年前から前日までで、国際線の特典航空券は、330日前から予約スタートで、国内線の予約開始日がANAより若干短めです。
一方、入会キャンペーンはANAマイレージクラブと比べて見劣りしてしまう印象です。2019年9月26日現在、JAL普通カードでは入会特典は最大1,850マイルとなっており、CLUB-Aゴールドカードでは最大8,050マイル獲得可能です。
また、マイルを貯めやすさについてもANAカードに見劣りしてしまいます。JALカードはJAL搭乗をしないとカード更新時にマイルをもらえず、マイルの有効期限も基本的に伸ばすことができません。
一方、内容が見劣りするからなのか、特典航空券の競争率がANAと比べて低く、取得しやすいことも特徴として挙げられます。ですので、特典航空券を取得することが目当ての人であればオススメできます。
項目 | ANAマイレージクラブ | JALマイレージバンク |
アライアンス | スターアライアンス | ワンワールド |
提携航空会社数 | 40社 | 20社 |
特典航空券予約期間(国内) | 1年前~前日 | 330日前~前日 |
特典航空券予約期間(海外) | 1年前~ | 1年前~ |
入会時の特典(普通カード) | 最大17,500マイル | 最大1,850マイル |
特典航空券の取りやすさ | △ | ○ |
いかがでしょうか。ご利用の予定に合わせて、より良いマイレージプログラムをご選択ください!決めきれなければ、両方作るのもアリです!